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ダイヤモンドヘッド [おでかけ]


 この、ヨユーかましている二人。
 本当にダイヤモンドヘッドに登っちゃうんのか?
 下山してくる人々のスタイルは、軽いトレッキングが主流。
 こんな「お散歩モード」な人は、あんまり居ないし。
 
 一抹の不安を母は感じはしたものの、来たからには登らないと!
 ごーごー!


 いつもの楽天家族は山にチャレンジしてみた。
 (しかも、家族で初登頂が海外かい?w)

 ほどなく、山(?)は牙を剥いてきた(ぇ
 思ったとおり、舗装された道はすぐにデコボコ道へと変化をし、その上、強烈な「ダッコ!」攻撃。
 まぁ、私の足でも一跨ぎでは辛い岩の段差があるから、ダッコは仕方ない。
 「登れる!」と言い張ったパパは、若干の笑みを浮かべながらも、ダッコで歩き出す。
 エライぞ、パパ!!
 母は記録係りだしね♪


 そして、山は更に過酷に……


 途中で何度も日陰で休憩と、1本の麦茶(ABCストアで買っておいてよかった~)を回し飲みした。
 パパの体力よりも、こっちの体力が限界に近かったかも(汗
 紅は一生懸命、パパを応援しています。(掛け声だけ)
 木陰で休むこと、幾度目かのとき、公園管理かなにかの人が、Tシャツを販売していた。


 最初は木陰で休んでいるのかな?と思ったけれど、日本人らしき私たちを見ると、「アンパンマーン!バイキンマーン!!」と知っている単語(たぶん、彼の中では日本では最先端の単語を言っていると思われる)を連呼して、販売していた。いったい、ナンの関連性があるのだ?ジャムおじさんの工場からの派遣社員か?とも思ったが、ニッコリ笑ってやりすごした。


 途中の見晴台にて。
 この景色を見たら、登った~という達成感が……
 風もさわやかで気持ちよかった。
 毎日、ダイヤモンドヘッドに登っていたら、ビリー隊長についていけるぐらいに、マッスルな体格になれるのだろうか?


 見晴台を後にすると、すぐにトンネルが待ち受けていた。
 南国のまぶしい太陽で慣れた目には、トンネルの中が真っ暗で何もみえなーい。
 涼しいし、なにやら、このクエストにはボスキャラの存在があるのかと予感さえしてくる。


 トンネルを出ると、こーんな階段がッ!?
 やっぱり、この先にボスキャラが……!?
 相変わらず、掛け声だけはかけてくれる紅に、がんばるパパ。


 さぁ、いよいよボスキャラが!?……
 しかし、そこはまだ通路だった。
 階段を登りきると、ソコはいきなり人の手が加わった、要塞のような場所。
 目の前には螺旋階段。
 ん~ 登るしかない。
 やっぱり、居るのかボスキャラ!?

 螺旋階段を登ると、石で囲まれて、左上に小さく開いた四角い穴。
 ハシゴを登ると外に出られるようだ。
 部屋を見渡すと……居た!

 そこには、公務員のような姿のボスキャラが……

 「2ドール、2ドール! トザンショーメー 2ドール!!」

 ……
 ドドっと疲れがこみ上げ、何も言わずにはしごから外に出てみた。
 もう、いくつか階段を登ると頂上だった。


 達成感に満ちた表情の、パパの視線の先には……


 こんな感じ。


 素人カメラマンでも、どこを切っても綺麗な風景が撮れちゃう。
 すごく幸せな場所だった。


 さて、ここからが紅のクエスト。
 帰りは私と手を繋いで降りた(?)ので、写真はないのですが……
 みんなが「ヨイショ!ヨイショ!!」と登っていたので、一緒になって登っている雰囲気を味わいたかったようで、ダッコはせずに歩いて降りた。
 「よいちょ! よいちょ!!」と言うものの、見た感じは、私の手にぶら下がって、坂を転げ落ちているという感じ。
 結局、舗装道路のところまでは、歩いて降りた。
 舗装道路のところでは……いきなりダッコ!と言ってたけどw


 達成感に満ちた表情の二人。
 登山気分は満喫できたみたい。


―超・続く―


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