クリスマスイブ [イベント]
パパが長期出張……単身赴任(?)になってしまって、春まで帰ってこない。
そして、クリスマスの連休は、なな・なんと! 仕事で帰ってこられないという。
仕方ない。
二人でクリスマスを過ごすのか? 二人だとモチベーション下がるぁ。
ケーキは予約しなかった。
だって、ホールを買う勇気がない……(その後、主に私が全部処理するかと思うと、とてもできない。甘いの苦手だし)……。
習い事の先生やお友達から、クリスマスについての情報を仕入れた紅丸。
だんだんと、24日に向けて、彼の中で「クリスマス」に対する期待値が高まっていくのが、手に取るようにわかってきた。
毎日、1回は「サンタさん」の話題を口にし、「どうぶつのブオック(ブロック)」の話題を口にする。
どうやら、レゴの動物園のブロックが欲しいらしい。
まずい、まずいぞ。
「クリスマスにはー ケーキたべる、そのまえにー うたうたう」
……ま、まぁ、二人だからしらばっくれちゃえばいいかなぁ……(;^ω^)
……
24日、翌日の昼間にお友達と会う予定もあったので、買い物に出かけた。
どこに行ってもBGMは「ジングルベル」などのクリスマスソングだらけ。
お店のおねーさんや、おにーさんは三角の赤い帽子を被っているし、街中を車で走って移動していれば、ピザ屋のにーちゃんがサンタさんの格好をしている。
「あ、サンタさん!」とか「きょうはー たのっしいー♪」などと、横でつぶやく紅丸。
マズイ、マズイぞ、これは……逃げられないのか??
買い物も済ませ、夕方になり……逃げ切れないと思った私は、ケーキ屋に。
「チョコののったやつ~ イチゴのやつー」
紅丸クン、イチゴが乗っていて、チョコのメッセージが乗っているヤツは、大きすぎるのだよ、二人には。
「ウチはコレじゃないとムリなのー!」
強引に、その店で一番人気のフルーツがたくさん乗ったショートケーキを1個買った。
まさか、1個だけ買うわけにもいかないので、チーズスフレも買った。(あとでコッソリと食べよう♪)
そして、恐る恐る……(?)w……お店のおばさんに……
「すいません……別売りでいいので、ロウソクありませんか?」
「あ、おつけしますよ」
おばさんは快く、青いロウソクを1本つけてくれた。ありがとう。
さて、家に帰った紅丸。
帰った直後から「ケーキ!ケーキ!!」と騒いでいる。
……もしもし? 坊ちゃん? 君、ケーキ半分も食べられないよね?
今までの過剰な期待が何に対してなのか、夕食後に判明した。
母 「じゃ、ケーキ食べようか!」
紅 「やった! やったー♪」
おばさんにもらったケーキに、ろうそくを立てると……照明を消せという紅丸。
そして……
紅 「まずは、おうたから……はっぴばーすでー べにまる~♪」
……あれ?なんか違いませんか?坊ちゃん。
紅 「はっぴばーすでー でぃあ、べにまるー♪ はっぴばーすでー とぅー ゆー♪
おたんじょうびおめでとー♪ (パチパチ)」
勢いに押されて拍手する私。
母 「お……おめでとー(;^ω^)」
紅 「じゃ、ふーする!」
……誕生日と勘違いしてるのねw
得意満面でピースをする紅丸。
12月は2回も誕生日があっていいねぇw
←コレがやりたかったみたいだ。
なんか、勘違いしてるよな。
クリスマスを……。
砂遊び、楽しいですか? [遊び]
紅丸は砂が嫌いだ。
今年の夏も、浜辺では足をつける事ができなかった。
ずっとビニールシートやイスの上で動けない。
【証拠写真】
先日、スイミングに行った時に判明したのだが、最近、靴を脱ぐと、必ず「ダッコダッコ!!」というようになった。
「先生が見てるよー 恥ずかしいねー 赤ちゃんみたい!」と言っても、しがみついてきて離れない。
なんで赤ちゃんがえり?? ……と思っていたところ、実は靴を脱ぐ所にはパンチカーペットみたいに、表面が少しザラついた敷物がしてあり、その上を歩きたくなかったようだ。
前回、スイミングに行ったとき、その部分を抱き上げてタイルのほうに置いたら、そのまま元気に歩いていた。
……_円○ ……
そのぐらい、ザラつく感触が嫌いである。
ひどい時は、塩などがついたセンベイ類を、自分の手で食べない。
いや、最初は食べているのだが、そのうち、私の手を持って、センベイの皿の上に持っていき「持て」と言わんばかりにセンベイにグリグリと手を押し付ける。
……まぁ、仕方ないから食べさせるのだが……(甘い? 親ばか?)
そんな紅丸に転機が訪れた。
それは、毎月頼んでいるベネッセの「こどもちゃれんじポケット」に、しまじろうの砂場で遊ぶための型抜きセットが届いたのだ。
本人もDVDや絵本を見て、イメージトレーニングでもしているのか、毎日のようにソレで遊んでいた。
何も入っていない型抜きを組み立てたり、はずしたり……。
コレは、チャンス??
そう思った私は、CS放送のCMで見た「ムーンサンド」という砂を買ってみることにした。
その砂は水で濡らさなくても、簡単に型抜きで遊べるらしい。
到着するなり、さっそく空けて紅丸に与えてみた。
本人、楽しそうにスコップで砂を盛る。
鼻歌まで歌ってる。(サンホラのArcかよ……汗)
紅丸さん、紅丸さん、自分の手で型抜きに砂を入れるんだよ!?
……スコップを手放そうとしません。
でも、砂遊びは楽しいようです。
一度、むりやり手をグイっと砂に付けたら、「うぇぇ~」とか嫌がって、手をこちらに見せます。
叩いて落とせって事なんでしょうか?
その晩、やっぱり昼間のお砂遊びが楽しかったのか、パパが帰ってきて食事が終わると、「おすなやろー!」とムーンサンドが入ったバッグを持ってきます。
何やってんだろー私たち……とか思いながらも、スコップで盛っているだけの紅丸の横で、二人で「りんごー」とか作って遊んでいました。
果たして、紅丸に「砂遊び」が普通にできる日は来るのでしょうか……(;^ω^)
私の力作、「砂から飛び出たドラゴンの手」
……真剣に作っちゃったし。
まったく、誰が楽しいんだか判らない、相変わらずな我家です。
運動会 [幼稚園]
来年から紅丸は幼稚園に入る。
本人も、それはそれは行きたそうだ。
考査に出かけて、それが一層強くなった。
終わるなり、上履きのまま園庭に走り出て、私など顧みる余裕もなくワーっと走り出して遊具にとびつく。
そして、なんとか言い含めて靴に履き替えさせて帰ろうとすると、こんどは幼稚園バスに乗って帰ると大泣きする。
そんなに好きか?
まぁ、いい。
きっと、実際に行きだせば、朝の幼稚園バスにて「涙のお別れ」をするに違いない。
だって、私がそうだったもんwww
さて、その大好きな幼稚園で、しばらく前に運動会があった。
もちろん、未就園児の紅丸もご招待された。
その日は生憎の天気。
それまで、真夏のような気温の日々だったのが、「どもー三河屋デス~~」(謎??)と、場の雰囲気をまったく読まないでやってきた三河屋さんのように、そんな日に限り、急に肌寒くなった日だった。
この日、1年で何度かの晴れ舞台に出てきた『かわいらしい旗』も、アンニュイな英国の晩秋を思わせるような空模様に、不可思議なファンタジーさを醸し出している。
しかし、紅丸は夏に手に入れたレッズの子供用シャツを着て、気合充分。
入場門前で、一緒に参加するパパと列に並んでいる。
(でも、ダッコしてもらっているところが、なんとなくアグレッシブさに欠けているような……)
走っていって~ 先生からお土産をいただいて……
退場門から帰る。
ただそれだけなのだけれど……
本人は至って大満足の様子。
アンパンマンバッグの後ろには、園児からの可愛らしいメッセージが……w
午前中のほんの少しの時間だったけれど、紅丸には宝物がいっぱい増えた日になった。
よかったね、紅丸。